「適応障害と診断されたけど、すぐに休職や退職はできない…」
「まずは今の職場で、仕事を調整してもらいながら、何とか頑張ってみよう」
かつての私は、そう考えていました。
この記事は、そんなふうに休職せず働き続けた結果、心がどうなってしまったのか、そして最終的に会社を辞める決断に至るまでの、私のリアルな体験談です。
今、まさに同じように「このままでいいのか」と悩んでいるあなたの、道しるべになれば嬉しいです。
こんにちは、運営者のちるです。
私は、2度の適応障害で会社員をドロップアウトした経験から「会社に縛られない、自分らしい働き方を見つける」をテーマにブログを書いています。
初めましての方は、まずこちらの記事から読んでいただけると、このブログと私のことがよく分かると思います。
診断、そして「仕事を調整しながら働く」という選択
2度目の適応障害と診断された日、私は上司に報告しました。
その時の詳しい伝え方は、こちらの記事で解説しています。
幸い、上司は私の状況を理解してくれました。
「無理せず、できる範囲でいいから」と、担当する案件の数を減らしてくれるなど、仕事量の調整をしてくれました。
その時、私は少しだけホッとしたのを覚えています。
「これなら、まだ頑張れるかもしれない」
「ここで成果を出せば、失った自信を取り戻せるかもしれない」
そんな淡い希望を抱いていました。

あの時の私は、周りに「迷惑かけたくない」とばかり考えていました。
それでも、心が回復しなかった3つのリアルな理由
しかし、そんな希望とは裏腹に、私の心は回復するどころか、日に日にすり減っていきました。
仕事量を調整してもらっても、根本的な苦しみが消えなかったのには、3つの理由があったと今なら分かります。
理由①:消えない「申し訳ない」という罪悪感と焦り
仕事量を減らしてもらったことで、その分の負担が他の同僚にいっているのが分かりました。
「みんな忙しいのに、私だけ…」という罪悪感が常に胸にあり、オフィスにいるだけで罪悪感でおかしくなりそうで、、。
「早く元に戻らなきゃ」という焦りが、さらに自分を追い詰めていきました。
理由②:結局、根本的な「環境」は変わらないという事実
私のいた広告代理店は、常に成果を求められる厳しい環境でした。
仕事量は減っても、クライアントからのプレッシャーや、社内のピリついた空気は変わりません。
当たり前に、その環境にいるだけで、心が休まることはありませんでした。
理由③:「頑張れない自分」への自己嫌悪のループ
一番辛かったのがこれです。
少し体調が良い日に「よし、今日こそ頑張ろう!」と思っても、次の日にはベッドから起き上がれない。
そんな浮き沈みを繰り返すうちに、「やっぱり私はダメな人間なんだ」と、自分を責める気持ちがどんどん強くなっていきました。

寛解した今でも、体調の波と向き合う日々です…。
「死ぬよりは逃げよう」私が退職代行に駆け込んだ日
そんな日々が続き、気づけば朝になると吐き気がし、仕事の夢を見て飛び起きるようになっていました。
ある日、どうしても体が動かず、仕事を休んでしまいました。
その日1日、どうすればもう会社に行かなくて済むんだろう、と考えていました。
「市販薬をたくさん飲んだら、体調不良でずっと休めるかな…」なんて、本気で考えてしまうほどに。
でも、その時ふと、思ったんです。
「死ぬよりは、逃げた方がマシだ」って。
プライドも、責任感も、もうどうでもいい。ただ、楽になりたい。
その一心で、私はスマホで震える手で「退職代行」と検索し、サービスに連絡しました。
私が実際に利用した退職代行サービスの流れや、メリット・デメリットについては、長くなるので別の記事で詳しく解説しますね。
【最重要】退職後の生活を守る、2つの「お金のセーフティーネット」
会社を辞めた後、多くの人が直面するのが「お金の不安」です。
心が回復するまでには、時間が必要です。その大切な時間を、お金の心配をせずに過ごすために、国が用意してくれている2つの非常に強力な制度があります。
この記事を読んでくれているあなたには、絶対に知っておいてほしい情報です。
① まずは療養に専念したいあなたのための「傷病手当金」
傷病手当金とは、病気やケガが原因で働けなくなった時に、健康保険から支給される手当のことです。
正直に言うと、私自身はこの制度を利用しませんでした。
申請には、退職した会社に書類を記入してもらう必要があるのですが、退職代行を使ってまで会社との関わりを断った私にとって、もう一度そのやり取りをする気力も、勇気も、残っていなかったからです。
「もう、二度と関わりたくない」
当時の私は、その一心でした。
もし、この記事を読んでいるあなたも同じ気持ちなら、無理に申請する必要はないと私は思います。
ですが、後から調べて、「こういう選択肢もあるんだ」と知っておくだけで、心のセーフティーネットになる、非常に重要な制度だと感じました。
だからこそ、あなたには「こういう守られ方もあるよ」という情報として、知っておいてほしいのです。
もしあなたが「すぐに仕事を探す気力はない、まずはしっかり休みたい」と感じているなら、この傷病手当金が大きな支えになります。
H3:② 次の仕事を探し始めるあなたのための「失業給付」
失業給付(失業保険)は、働く意思がある人が、次の仕事を見つけるまでの生活を支えてくれる制度です。
私自身、この制度のおかげで、金銭的な不安なく、フリーランスという新しい働き方を模索する時間を持つことができました。
しかし、その手続きは少し複雑で、知っているか知らないかで、もらえるタイミングや金額が大きく変わってしまうことも。
そこで、私のリアルな体験談を元に、どこよりも分かりやすく、具体的な手続きの全てを解説したnoteを作成しました。
お金の不安で、次の一歩を踏み出せずにいるあなたの、お守りになるはずです。
▼詳細はこちら

まとめ:休職できなくても、限界なら逃げていい
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
もしかしたら、あなたは「休職もできなかった自分は、なんてダメなんだろう」と、今も自分を責めているかもしれません。
でも、私はそうは思いません。 ギリギリの状態でも、何とかしようと働き続けたあなたは、誰よりも頑張り屋さんです。
だからこそ、もう、自分を許してあげてください。 あなたの心と体を守るために「逃げる」という選択をしたあなたを、誰も責めることはできません。
『逃げる』は『未来を選ぶ』こと。 その選択をした先に、新しい道が必ず待っています